
スチューデントサクセス
茨城大学では、学生の学びや生活における充実感や達成感を示す「スチューデントサクセス(Student Success)」を重視し、学修者本位の教育?学生支援に取り組んでいます。
2024年4月にはその拠点として「スチューデントサクセスセンター(SSC)」を開設しました。「One-stop」(学生がひとつの相談窓口でその目的を達成できる)、「One-on-one」(学生一人ひとりの課題の解決にヒントを提供する)を目指し、天下足球网の共通教育棟に窓口を設けるとともに、日立キャンパス?阿見キャンパスともリアルタイムでつながっています。

特徴的なプラスIプログラム?iOP
一人ひとりの学生が、自分は何をしたいのか、何になりたいのかという考えを深め、その目標へと向かうための道筋と手応えを得られるよう、茨城大学では学内外での学びの機会を編成しています。
たとえば、サステイナビリティ学、数理?データサイエンス?AI、アントレプレナーシップなど6つの教育プログラムを提供する「プラスIプログラム」は、学生たちがそれぞれの学部?学環での専門的な学びに加えて、俯瞰的な知識や社会で活躍するための資質を身に付けられる機会を提供するものです。また、長期的な海外研修、インターンシップといった学内外の現場での主体的な学修を促す「iOP(internship Off-campus Program)」も、コミュニケーション力や課題解決能力を高めるのに役立つものです。

学びの達成度のレビューと改善
加えて、こうしたカリキュラムを通じて学生たちがどの程度学びを達成しているか、それを卒業後にどの程度活用できているかを、各種のアンケートや成績データなどをもとに把握し、それらのデータをもとにした侃々諤々の議論をベースに教育改善に取り組んでいます。教員個人、学科?コース、学部、全学という4段階での学びの達成度のレビューと改善の仕組みは、社会からの高い評価を得ています。

茨城大学は学生たちの「サクセス」の理解に勤め、さらにその理解の上に、「あってほしい」未来の社会を学生たちとともに構想し、実践し、探究します。
茨城大学の教育のまんなかには、「スチューデントサクセス」があるのです。